2015年の8月1日に公開された実写版「進撃の巨人」
公開前からリヴァイの不在の理由やキャスティングが話題になっていました。
アニメや漫画の実写化は何かと批判が多いですが、今回も例に漏れずといった感じ
とはいえ、なんだかんだで気になっていた方も多いんじゃないでしょうか
そこで今回は、実写版「進撃の巨人」のネット上の評価や感想に加え、ストーリーのネタバレを原作と比較して調べてみました。
実写「進撃の巨人」と原作との違いは?
まずはじめに原作と実写版の違いですが、やはり一番の違いは実写映画でのみ登場するオリジナルキャラクターの存在ですね。
リヴァイが不在で人類最強の男はシキシマ
・「慈愛深き豪傑」サンナギ
・「悲しみの守護星」フクシ
・「勇猛なる母性」ヒアナ
・「愛に生きる本能」リル
・「嘆きの先導者」ソウダ
・「「闇」を統べる者」クバル
見事に登場人物の大半がオリジナルキャラクターという有様
通り名というか二つ名というか、それが厨二過ぎることでも批判が殺到してましたね。
個人的にも闇を統べる者なんかはどうかと思いましたが(笑)
それから内容の違いとして、
・エレンの戦う理由が母親の死ではなく、消息不明になったミカサの復讐
・ミカサは生きていて、ミカサはエレンが好きではない
・ミカサがシキシマとイチャイチャ
協会に逃げ込むところでミカサとはぐれてしまい、消息不明になったミカサが食べられてしまったと思い、エレンが復讐のために戦うという感じです。
なぜ母親ではないのかというと、
「目の前で母親が食べられた、というだけでは戦う理由として弱いと思ったから」
正直、この部分は全く理解できませんね
その代わりというように、ミカサが消息不明で、生きてたミカサはシキシマとイチャイチャ、大切な人が取られたというのが巨人と戦う理由になるということでしょうか
恋愛要素が強めに出ていますが、原作ファンの私から言わせてもらうと「進撃の巨人」に恋愛要素はほとんど必要ないです。
それに、ミカサが生きているという時点で復讐要素として弱すぎる
原作との変更点が多くありすぎて、「進撃の巨人」とはとても言えないですね。
ネット上での評価も酷評の嵐、次にその評価や感想も調べてみました。
実写「進撃の巨人」の評価や感想は?
さっそく、ネット上の評価や感想を拾ってきました。
レビュー1
うーん(ーー;)近年稀に見るゴミ映画
ざっくりいうと豪華なキャスト陣だけの中身のないゴミ映画でした…。
もともと原作のファンなので実写化というものに期待をせず見に行ったのですが、予想よりはるかに面白くなかったです…。
調査兵団のカップル?ベッドシーンなんかもあって、おいおいおい(ーー;)ってなりましたね。エレンは人妻に誘惑されてるシーンもあったりして
ここのシーンに疑問を持った方は多いのではないのでしょうか???
巨人と戦うシーンなんかは立体起動装置を使わずに、ひたすら斧で戦っている人がいて「えええええ!?」ってなりました
原作のようにエレンとミカサは親しくない設定なのにも関わらず、巨人化した時点でミカサが「エレン・・・」と気づくシーンには一体どういうことだ笑
と見てるこちらが困惑してしまいましたね。レビュー2
友人と一緒に見に行きました。
私は原作は少し齧った程度でしたが、映像が中々良さそうかな?と思い見ました。が、見終わった後の感想は、どうしてこんな事にしちゃったの?という感想です。
原作が人気のある作品はやはりできる限り原作に忠実にやるべきですね、
原作ファンの友人はガッカリしていました。原作ファンでは無い私でも、開始10分位でもう見なくて良いかなと思う位でした。映像はCGも駆使していて綺麗でしたが、キャラクターの設定や物語の流れが酷かったです。
次回はもう見ません。レビュー3
これは原作レイプにも程があるw
ほんとまぁ原作がすきな人にはツッコミどころ満載wちゃんと原作知ってる人は観ないで下さいってポスターに記載しとけよwwもはやこれは別物として観た方がいい。でも原作知らなくてもゴミシナリオには変わらない。
製作資金が無かったからとか関係ないレベル。百歩譲ってもアニメの立体起動の臨場感を実写で表現するのは金も時間もかかるし本当難しいと思うからしょうがないとは思うよ。だけどあのシナリオはクソ過ぎる。なんであれで世に出せるのか不思議なレベルwレビュー4
シングルマザーが巨人に食べられるあたりは、「昼ドラ」か?と思わせるような演出。原作の漫画に同じような描写があるのかどうか分からないが、何を伝えたかったのか分からない。
グロさ&エロさに頼ってしまって見せ方も中途半端。
途中ウトウトしてしまった。
日本映画の底上げの為にも酷評すべき作品。
Twitter上の反応でも、
お前らwwwwwwwwwwwwwお前ら進撃の巨人の実写映画観に行ってみろwwwwwwwwwwwww ものすげえ後悔するから
— 折原臨也 (@izaya_oriharra) 2015, 8月 1
実写版進撃の巨人が映画評論の人に60点つけられて監督がキレてたけど あんなもん2点でしょ 60点でもだいぶいい方だわ 無能監督ってやっぱ炎上目的でわざとゴミキャスティングにしてるんじゃなくて本気でやってあれなんだな — ♨いい湯♨ (@rokiegle) 2015, 7月 31
実写版「進撃の巨人」、何食っても美味しいー☆と言いそうなキラキラ系の友達ですらフェイスブックで酷評していたので、いよいよ気になってきた
— 0次郎 (@zerojirou) 2015, 8月 3
拗ねる進撃の巨人のスタッフ そもそも予算も技術もないなら実写化するなって話。 多くの人は実写化自体に納得がいかないのではなく、予算も技術もない上で実写化され中途半端な作品ができて原作が侮辱されることが気に食わないだけだから。 pic.twitter.com/faW8VHOhh9 — 綾鷹 (@plnqs) 2015, 8月 2
などなど、高評価レビューはサクラしかいないと思える程の酷評の数々
制作側も否定派に文句を言っている様子ですし、全体的にカオス状態ですね(笑)
ぶっちゃけ見る価値はないと思います。
どれだけ酷いのか観てみたいという方にはオススメですが、真面目に原作が大好きなファンの方には絶対にオススメ出来ない映画です。
以上で、実写「進撃の巨人」の評価・感想を終わりたいと思います。
ニュースでは『<進撃の巨人 ATTACK ON TITAN>週末興行初登場首位 土日2日間で46万人動員』なんて言ってますけど、「観に行って良かった」と思っている人は何割なんでしょうか(笑)
これからは実写化する題材を真剣に検討して欲しいものです。